キャラクター

アイリス・マーフィーIris Murphy

風音

北欧から留学してきた気品あふれる絶世の美少女。
学園の2年生で、大和のクラスメイト。彼の家にホームステイをすることになる。
見た目は普通の人間だが、実は妖精と人間の間に生まれた、いわゆるハーフエルフ。

名家出身のお嬢様だが、プライベートではズボラなところがあり、家事も総じて不得手。
片付けも苦手で、部屋をたった数日で汚部屋に変えてしまうほど。
また日本のアニメが大好きで、意外とオタクな一面もあったりする。

強がりで負けず嫌いな性格だが、アクシデントには弱く、
動揺するとポンコツになってしまうことも。

大和たちキャンクルメンバーをティルナノーグへと誘い、
調査団を結成して無人島を探索することになる。
光属性魔法を得意とし、暗闇の道を照らしたり、モンスターをひるませることができる。



『あなたに勇気があるのなら、再びこの手を取って欲しい』

遊佐 香恋Yusa Karen

小波すず

大和の義妹。学園の1年生で、キャンクルの部員。
大和が北欧から帰国した後、父が再婚し、新しい母と共に家族となった。

小悪魔で生意気な性格。
事あるごとに「ザコのお兄ちゃん(はぁと)」などと大和を煽ったりしている。
反面、内心では純粋な好意を持っていたり、攻められると弱かったりと、
中身は案外普通の女の子。

普段から母の家事を手伝っているため、家庭的な面も多い。
料理が得意で、誰かのために作って食べてもらうことが好き。

ティルナノーグでは火属性魔法を覚える。
無人島探索において、火や暖房の確保、アウトドア料理を作ることが主な役割になるが、
やろうと思えば相手を燃やし尽くす業火を放つこともできる。




『妹としてしょうがなくね?
ほんとはお兄ちゃんなんかザコとしか思ってないんだけどね?』

見取沢 碧Midorisawa Aoi

北見六花

学園の2年生で、大和のクラスメイト。キャンクルの副部長。
大和が北欧に引っ越す前から一緒にいた、日本での幼なじみ。
面倒見のいい世話焼きタイプで、帰国子女である大和が日本に馴染めるよう、
学園生活や私生活でずっと世話を焼いてくれていた。

お風呂や温泉が大好き。朝風呂も日課になっている。
巨乳のせいで肩凝りしやすいため、こういった癒やしをよく求めている。

実はギフテッド(特異な才能を持つ者)であり、ずば抜けた暗記力と計算力を持つ。
その代償としてストレスを抱えやすく、防衛機制としてもうひとつの人格を備えている。
この人格は『ミドリ』と呼ばれ、性格は碧と違って自信家で皮肉屋。
ふとした拍子に人格を入れ替えることもあれば、心の中で碧と会話することもある。

ティルナノーグでは水属性魔法を覚える。
無人島探索において、水を自由に操ることで泳ぎや釣りに活かしたり、
飲み水や冷房の確保、作物の水やりなどが主な役割になる。



『だったら、私もつき合うよ。私たち、幼なじみじゃない』

星子 咲夜Hoshiko Sakuya

飴川紫乃

学園の1年生で、香恋のクラスメイト。キャンクルの部員。
そのくせキャンプに行ってもスマホでゲームばかりしている極度のゲーマー。

普段はダウナー気質で人と積極的に関わらないが、
中二病をこじらせており、テンションが上がると痛々しい発言をする。
魔法を使う際にも痛々しいポーズを取ったりする。

ゲーマーだけあって、クラフトゲームやサンドボックスゲームに詳しく、また中二病だけあって、 神話や伝承などに詳しい。これらの知識が無人島探索に役立つこともある。
その反面、力仕事が苦手というわかりやすいインドア派。

ティルナノーグでは闇属性魔法を覚える。
『魔眼』と称して、視た対象を催眠にかけることができる。
無人島探索において、仲間モンスターを獲得したり、
食料のための野生動物を捕獲することが主な役割になる。




『……べつに、スマホでゲームが自由にできれば
参加してあげてもいいというだけです』

パーシィ・ポーションPercy Portion

天季ひより

アイリスに仕えるメイドさん。
大和たちが探索する無人島に常駐しており、彼らのサポート役を務めることになる。
普段はクールな性格で、口調も淡々としている。
冷たいというよりは、常に自分の仕事に従事しているといった印象。
とはいえプライベートの話題になると、顔を赤らめて照れてしまったり、
それを必死に隠そうとしたりと、年相応の女の子らしい反応を見せる。

メイドらしく家事全般が得意。
主人公たちが人間界にいる間、島の拠点を管理してくれている。

アイリスとは違って純血の妖精。種族はシルフ。
風属性魔法を得意とし、風力や風圧を自在に操ることができる。
無人島探索において、風力で重い荷物を軽々運んだり、
真空の刃で木を切り倒して建築素材を集めたりすることが主な役割になる。




『冒険のために持っていきたいものがあれば、私にお知らせください。
私がすべて運びます』

柳 真太郎Yanagi Shintaro

夏町甚平

学園の2年生で、大和のクラスメイト。キャンクルの部員。
現在は足のケガで療養中。

生き物オタクで、それらの写真を撮ろうと無茶するあまり、ケガをしがち。
ようやく完治したと思っても、次の日にはまた松葉杖生活になっていたりする。

松葉杖なしでは歩けないため、ティルナノーグの無人島探索には同行できない。
その代わりに大和たちが持ち帰った写真などの情報を、
生き物オタクの知識を活かして分析したり、助言を与えたりしてくれる。




『崖からは落ちても、友だちの信頼を裏切るほど落ちぶれてねえよ』

遊佐 幸歩Yusa Yukiho

秋野花

大和と香恋の母親。職業は看護師。
外交官である夫は不在にしてばかりいるので、彼女がこの家の大黒柱になっている。

優しく包容力があり、母性あふれる聖母のような人だが、怒ると怖い。
大のお酒好きで、酔いが回ってくると色っぽくなり、魔性の女の雰囲気を醸す。
いくら飲んでも酔い潰れない酒豪だが、
次の日にはその記憶がきれいさっぱり消えていることもある。




『うふふ、イッタラのグラスで飲むサルミアッキウォッカは格別ね』

ファーファFarfa

榎本ねむ

大和たちが無人島探索をしている途中で出会う、謎の女の子。
アイリスに勝るとも劣らない美貌を誇っている。
左右で目の色が違うオッドアイを持ち、普段は左目だけ眼帯で隠している。

ある理由で大和たちをねらい、事あるごとに襲いかかってくるのだが、
毎回ドジを踏んでは失敗に終わる、美貌とは裏腹にちょっと残念な子。




『なにおおおお! バカって言うほうがバカなんだぞおおおお!』

メロウMerrow

七種結花

大和たちが無人島探索をしている途中で仲間になる、シーモンスター。
下半身は魚、上半身は女の子の、いわゆる人魚。

メロンが好物であることから、愛称はメロンちゃん。
食っちゃ寝が趣味の引きこもりで、
島の拠点に置いてあるテレビを見たり、ゲームで遊んでばかりいる。
普段はなんの役にも立たないが、いちおう潜水が得意というスキルを持つ。


『みんながメロン食べて幸せになれば、争い事なんかこの世からなくなるのにね』

マミーMummy

鶴屋春人

大和たちが無人島探索をしている途中で仲間になる、アンデッドモンスター。
裸の上に包帯を巻いている、いわゆるミイラ。

ティルナノーグの一国を治める海神『マナナーン・マクリール』への信仰が厚く、
なにかにつけて宗教勧誘してくるのだが、それを無視すれば特に害はない。
戦闘におけるスキルが高く、モンスター退治のような荒事には力を発揮する。


『マナナーン教は、信者を絶賛大募集中だ』